Ducati 899 Panigaleいじり

Ducati 899 Panigale いろんな意味でいじりとバイク全般

いきなり漫画の話 -バリバリ伝説- その1

パニガーレは冬眠のため、バッテリーを取り外し冬眠しました。ですのでパニガーレネタは春までおあづけとなります。色々やりましたが、特に大きなメカニカルトラブルなく今年も走り終えました。ちなみに、来春はそろそろ小慣れてきた感のあるリチウムバッテリーやらというものに挑戦したいと思っています(予告)。

 

で、オフシーズンにしようと思ってたバイクネタはバイク漫画ま話であります。といっても、最近の若年層バイク乗りのあいだで人気なナントカおん!のよなう漫画ではなく(最近、アレにもやっと目を通して体を慣らしているところです)ある程度年齢のいった世代の好きな漫画です。まぁタイトルで書いてるわけですが、まずはバリバリ伝説からいきましょう。

 

はい、で、30代~40代ではどストライク、この漫画でバイクに乗るようになった人なんてそこらにゴロゴロいそうな漫画であります。それくらい社会的にもインパクトの強い漫画でした。イニシャルDなんてレベルではないと思います。中学二年生の思春期だった私は、当時バイクなどは全く興味もなく、友達との自転車でのスピード競争自体も興味なし、というか嫌いでした。そんな私に悪友が見せたのが連載がはじまったばかりのバリバリ伝説だったのです。

 

どがあああああああああああああああああああああああん!!ビリビリビリビリッ!!

 

多分、あの見開きのページのことだと、分かる人にはすぐに分かると思います。見開き一杯に書かれた風景が尋常ではないスピードで流れている風景。あれを見て私は大きなショックを受けました、ハッキリと覚えています。私のあの画が動いて本当に走っているように見えました。まだあんなスピードで走ったこともないのに・・。

バイクに興味ある悪友と共に夢中になって連載を追っかけはじめたわけですが、いわゆる第一部、CB750Fとカタナで峠を走り回り、鈴鹿四時間耐久レースを戦い終えてアノ悲劇のエピローグまですね。バリバリ伝説においてこの第一部こそが至高であるという意見が大勢だと思います。後の第二部、第三部は蛇足でしかないと。彼の死にリアルショック受けて燃え尽きちゃった人がかなり多くいたみたいで・・そのせいのようですね。私は「あ、そうなっちゃったんだ・・」というふうに静かに受け止めていましたが。未だにネット上のバリ伝論評には「なぜアイツを殺した!」という意見がかなり散見され第一部でバリ伝は終わってる人が多いです。

私は第一部にはあまり大きくは感情移入しないです。峠の最速を目指して走ること、大きな舞台のレースに勝つこと、そして悲しい死・・。バリバリ伝説において後の展開に大きく影響する絶大なる土台部分なわけですが、私にとっては好きなんだけど、やはり第一部は土台であり、その上に構築される第二部・第三部こそが私が好きな部分です。いわゆる第二部(全日本ロードレース選手権GP250ccクラス参戦編)、第三部(世界グランプリGP500cc WGP参戦編)です。

私の中では熱さという視点から比べると第三部>第二部>第一部 でしょうか。しかし第一部がぜんぜん興味なしではないですよ!!第一部でも熱く語れます。しかし、第一部だけが好きで第二部、第三部のサーキット行ってからは興味無いなぁーという声を聞くとすごく寂しくなってしまいます。

 

各部ごとに書けたら語っていきたいのですが、ここでは全体を通してざっとドコが好きか、何が好きか、なぜ好きかについてダラダラと書いていきます。