Ducati 899 Panigaleいじり

Ducati 899 Panigale いろんな意味でいじりとバイク全般

タイヤの話 190/55-17 タイヤ交換時期の大事さ

近場での試走も問題なしのようなので、とりあえず遠出で走ってみました。

 

普通に流す道、ちょっと張り切って走る道。

加速・ブレーキング・コーナリング、特に違和感はないですね。

問題ナシというかんじです。

 

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今回感じたのは、やはりタイヤは大事だなということです。なんのことかと言うと、新品タイヤにして899パニガーレのフィーリングがシマッタというくらい復活したことです。なにがシマッタなのかというと、摩耗してタイヤプロファイルの大きく劣化したタイヤを履き続けることによってフィーリングが悪いまま走り続けていたということを痛感したからです。初乗りした時に感じたあのフィーリングが見事に戻ったのです。それこそ「うわ!やはり新品タイヤいいなあ」という気持ちと同時に、「シマッタぁ・・早く替えておけば」という言葉が思わず口から漏れました。

倒しこみから立ち上がりまで、コーナリング全体の気持ち良いこと!最近、アレ?なんか変だなぁ・・と感じていたものが全て吹き飛びました。ドカティコーナリングのスパーッ!と切り裂くような感覚の復活です。

 

タイヤ交換の準備(工具の準備とかタイミングとか)が手間取り、減った純正タイヤのロッソコルサをスリップサインが出るまで履き続けてしまっていたのですが、公道主体ではどうしてもいわゆる台形減り状態になり、倒しこみなどで明らかにひっかかるというか、良くないフィーリングが出ていたのです。今までの4気筒ならば「なんとなく倒しこみ重いなあ」くらいで、まだそこまでは過敏に感じることはなかったでしょうが、2気筒のように軽さを信条とするオートバイではタイヤの劣化はすぐにハンドリングのフィーリングに影響する致命傷レベルだと認識しました。やはり頭がまだ4気筒なんでしょうね。

これを踏まえると、タイヤ交換時期というのはタイヤが減ってきて何かフィーリングが変だなと感じた時(ちゃんと空気圧管理された上で)が換え時だと思いました。たとえスリップサインがぜんぜん出てない時でも。一般的なスリップサインが出るまで引っ張ってから交換という考え方は許してくれませんね。フィーリングが悪くなったらそれが交換時期です。スリップサインまであと少し、我慢して乗ろうとかするとこのバイクは気持ち良い走りを提供してはくれません。

これは私が以前からもっていた考え方のくせして、それをガツンと再認識させられてしまった感じです。だからシマッタ!なのです。2000km弱くらいは損して走っていたかもしれませんね、恥ずかしく勿体無い・・。

タイヤが台形減りした乗りにくい状態で走ってもその時間はバイク人生では無駄です、スリップサインまでまだイケると思ってもさっさとタイヤ交換しましょう(オマエが言うなって?)。

けして、とにかく良いグリップのタイヤを履かせろという話ではなく、プロファイルが綺麗な弧を描いている正常な状態のタイヤを履きましょうという、ワタシ特有のクドいお話です。

 

 

 

さて、この暴挙。分かる方には分かるかな。なかなか目にしないブツですからね。